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「実際に出題された問題」を共有します

【TOEIC完全攻略(再起編)】TOEICの勉強を1からやり直す(11月21日詳細追記)

試験の振り返り

昨日のTOEICを受験された方、お疲れ様でした。結果はどうあれ、試験会場で戦い、当日まで努力した自分を褒めてしばらくは過ごしましょう。

しかしながら、「次回の試験があるから休んではいられない」といった人もいるので、記事を書こうと思います。今回の試験では、思った以上にできなかった人もいるのではないでしょうか。
「抜本的にやり直しをしなくてはいけない」と思う方に向けた記事となっております。

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【TOEIC前日の過ごし方を探している方へ】過ごし方を色々試してみた

改定履歴
①2019.2.4 記事を分かり易く修正

TOEIC前日の過ごし方

もはや受験回数50回を越えるほどの経験がある。
その中で、色々試してきた。本記事では、インターネット上に溢れている前日の過ごし方の体験談を記載する。TOEIC前日の過ごし方が、TOEIC当日のコンディションを決めるので、スコアに直結するとも言われている。

【本記事の目次】

・「睡眠の質を高める系」のもたらす効果
・「消化に良い食べ物を摂取する系」のもたらす効果
・「英語脳に切り替える系」のもたらす効果
・転機の訪れ

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【成果報告】北海道出張

北海道へ出張

 

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北海道出張の為に、許可をもらい、新幹線を利用し、現地に入った。 
いわゆる「前日入り」である。Twitterも更新できないほどの忙しさを乗り越えたため、また一段階成長したと感じる。フランス出張もある中で、期日のない業務をやるとは思っていなかった。

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スコアアップ体験談「1人目」(600点⇒700点台へ)

改定履歴
①2019.1.24 体裁修正

スコアアップ体験談 

前回までの記録(500点⇒600点)

1日1時間、土日は2時間の勉強をして2ヶ月継続した。結果、スコアは280点から600点まで向上した。「文法」を学習したのち、「PART1,2」,「PART5」を集中的にトレーニングして、スコアを伸ばすことに成功した。 

toeicer-samurai.hatenablog.com

目標スコア700点に到達

この方のスコア目標は「800点」であるが、先は長いものの順調にスコアが伸びてきている。しかし、700点から800点には大きな壁が存在するので安心はできない。この時期に、基礎を身に付けておく必要がある。

今回は「リスニングを強化する勉強」を1ヶ月実施した。TOEIC最大の壁の一つ、PART3,4の攻略に挑んだ。 

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スコアアップ体験談「1人目」(500点⇒600点)

勉強会の一人目の方ということもあり、スコアアップをしたとき、とても喜んでいた姿を今でも覚えている。自分自身もとても嬉しかった。一番印象に残っている。勉強習慣のない人に1ヶ月の勉強をしてもらうのは、意外と難しいということも知った。

文法を一通り学習して、下地を作ることに成功した。リスニング強化により、PART1とPART2のスコアを伸ばすことができた。

 


しかし、まだまだ欠点はあって、新しい勉強をしなくてはスコアは停滞する。短期間でスコアアップが望めるPART5を中心とする勉強を1ヶ月実施した。

 

体験談「H氏(500点⇒600点)」

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【1ヶ月での勉強効果】

L300⇒L320
R200⇒R280


〇単語力
「中学英語レベルの単語を完全にマスター」の状態から「高校1、2年レベルの単語まで完全にマスター」の状態まで成長。

〇文法力
「基本文法をマスター」の状態から「基本文法を速く使える」状態まで成長。
(但し、イディオムや慣用表現、間接疑問文、仮定法の詳細は理解していない)

〇記憶力
特に強化していない。

〇リスニング力
「PART1は満点を狙えるレベル、PART2は20問/25問を狙えるレベル」から大きな変化はない。

〇読解速度
PART5や短文に対する読解速度が高まった。

  

大きな変化が起こったのは、「読解速度」 

PART5だけではなく、リスニングパートの短文も早く読めるようになった。そのため、全体的にスコアが上昇した。 誤答が多いものの、手応えを感じていた。


どんな勉強をしたか

①1日1時間の勉強(土日は2時間)
②文法を意識したPART5の大量解き



PART5の大量解きとは
問題数500問以上をひたすら解き続け、間違い続ける。問題数は多いほど良いが、進捗を確認しながら、増やしていく。丸付けが終了した後は、解説を読む。

解説を使って、勉強する際、特に意識するのは「文法」

具体的に言うと、「文がどのように構成されているか」を意識する。
難しいことは考えなくていい。主語、動詞、助動詞、修飾語等がどれかを考えながら、英文の確認をするだけでいい。

これを行うことで、読解速度が確実に上がる。TOEICは、修飾部分の長い文章が多いという特徴がある。
The company which were established by famous designers have to reduce its inventory, So the representative of  the company will decide to make new plans.

「which were established by famous designers」「of the company」といった部分が修飾部分であるが、PART5において、答えに直結しないことが多く、時間をかけて訳す必要はない。

修飾部分を抜くと、格段に読みやすくなる。
The company have to reduce its inventory, So the representative will decide to make new plans.


1問あたり5秒~10秒の時間節約ができれば、×30問で、約2~5分の時間が生まれる。解説を読む時だけではなく、日頃から英文を読むときは、文法を意識して読む癖を身に付けよう。


問題数の目安

問題数500問以上をひたすら解き続けることを最低ラインとして記載させてもらった。PART5全体の7割ぐらいを把握する量としては、500問ぐらいだからである。

もし、730点以上を目指すのであれば、PART5を最低1000問は解いてほしい。これでようやく、PART5の8割~9割攻略できたと言えるからである。単純にミスをしなくなるという訓練が目的になるが、新しい知識を吸収することも当然ある。


公式問題集に加え、下記の問題集を使用すれば、スコアは100%伸びる。TOEIC900点オーバーに必須の問題集でもある。


TOEIC L&Rテスト文法問題 出る1000問

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Amazonで詳細を確認する。

https://amzn.to/2Pc0eXv


解説も丁寧で、ジャンル毎に問題が整理されているので、勉強しやすい。公式問題集を解き終えて、余裕が少しでもあれば、この1冊を解きたい。
PART5の9割を正解できる実力が身に付く。

 

以上、スコアアップ体験談「1人目」(500点⇒600点)となります。

文法の基本を押さえてから、PART1,2の短い英文で英語に慣れることができた。さらに、PART5を大量に解くことで、「英文を読む力」を急激に成長させることができた例。勉強習慣がない人にとって、毎日の継続は大変なことであるが、1ヶ月程度なら、頑張れる。参考にしていただきたい。

また、700点を超えたい人は、PART5をここで極めることをオススメする。PART5を学習し続けると、基礎力が向上するため、他PARTのスコアも上がる。1ヶ月はかかると思うが、「1000問完遂」に挑戦してみて欲しい。

【TOEIC完全攻略】TOEIC用文法書 オススメ1選(H30.10.30)

【追記2018年10月30日】
twitterにて、文法書の詳細を尋ねられることが多かったので、本文修正。
「他の本との違い」という観点で、文章を追加。


これまでの記事で、文法の重要性を伝えてきた。文法をきちんと理解することで、リスニング、リーディングスコアを両方上げることができる。

スコアが伸び悩んだ時の対処法の一つとして「文法の再確認」をしてもらっている。

 

 

文法の再確認で得るもの

「勉強の初期に文法をきちんと学んだ人の方が、早く目標スコアに到達する」
TOEICにおいて、文法は疎かにされやすい。テクニックを先行する攻略法が多いためだ。文法の勉強をほぼしないという攻略法まである。

文法の勉強と言っても、かかって1週間。勉強した方がいい。文法を勉強することは、TOEICにおいて、どんなメリットがあるかというと

 

メリット①リスニングスコアが伸びる

TOEICで言えば、特にPART2が伸びる。

「文法なので、伸びるのはPART5だけでは」という反応をする人が多くいたが、それは間違っている。文法を勉強し直すことで、確実に英語が聞き取りやすくなるため、PART2が伸びる。

もう少し詳しく説明をする。
実は、日常生活において、自分たちは「あるスキル」を使って会話を成立させている。外出先で、会話をする場合を考えて欲しい。周りに沢山の雑音がある。相手の声を全て聞き取っていなくても、相手の言う意味を理解することができている。

私たちは、経験と知識に基づいた予測をして、日本語を聞き取っている。英語においても、同様のことができるか。

最近のリスニングは難化し、音が聞き取りづらい仕様になっているが、まさにこの技能を測定している。「実践的」を目指すETSらしい試験問題と言える。

PART2は、質問文も回答文も短い上に、リーディングよりも、簡単な英文が使われている。つまり、文法を学んだときに効果が最も表れやすいのだ。


メリット②英文を読む速度が上がる

TOEICで言えば、全てのPARTが伸びる。

文法を学ぶことで、文章が読みやすくなる。不要な部分を流し読みし、必要な部分だけを集中して読むことができるようになる。メリット①と同様、予測ができるようになり、勉強前とは別人だと思うほど、読む速度に変化が起きる。

リーディングパートと同じくらいに、リスニングパートのスコアも上がる。

 


メリット③英文を正確に読めるようになる

TOEICで言えば、リーディング全般、特にPART7が伸びる。

英文が正確に読めるようになると、誤認識が減る。TOEICでは、ひっかけ問題も多く存在する。きちんと読めるようになると、そういった問題にはひっかからなくなる。

長文を読むPART7のスコアアップに文法学習は、大きな効果がある。

 

 

以上、メリットの紹介でした。
それでは、文法を学ぶ上で、一番勉強しやすかったという文法書を紹介する。10年という多くの失敗の積み重ねをした調査であった。

 

文法書 オススメ1選


下記の基準で選定した。
・1から勉強できる文法書であること
TOEIC900点まで使用できること


文法書の中には、中級者向けのものが存在する。そのため、文法書の選定には注意が必要である。適当に選ぶとスコアは伸びない上に、ただ苦労をする。

実際に苦労した人間が言うのであるから、間違いない。

そんな自分が山ほどある文法書の中から、一番勉強しやすかった文法書。
この一冊で十分だ。価格も1800円。

2000円もせずにTOEICの文法を攻略できる。

 

TOEIC(R)TEST文法完全攻略(アスカカルチャー)」

これは非常にオススメ。ボロボロになるまで使った。今でも試験前に使っている。海外出張行く際にも持っていく。それぐらい全体が網羅されていて、わかりやすい。

何よりも簡単というのがいい。
重さもちょうどよく、持ちやすいサイズで、使いやすい。

さらに、TOEICに特化しているので、必要な文法が絞られている。難しすぎる文法等は載っていないので、無駄に勉強することもない。

特に、慣用表現が詳細に解説されているのが、他との違い。TOEICの高難易度問題攻略に、必須な表現が多く載っている。
 

本書には問題も付いているが、解かなくてもいい。解答と見比べるだけで、十分な能力が身につく。自分が挫折したときに、この本と出会い、一から勉強できたので、本当にありがたいと思っている。

口コミもいいので、見て欲しい。
「使いやすい」、「多岐に渡って使える」といったコメントが多く寄せられている。

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ページ数:約340P
【特記事項】
①例文がTOEICの文に近い
②ページ数が多く、充実
③慣用表現が詳しく記載されている
(高スコア取得を目指す人に嬉しい)
④多くの人が間違うポイントを詳細に解説してくれている
⇒順番に学習することで、スコアが伸びる。よく考えられていると思う。

Amazonホームページで詳細を見る
https://amzn.to/2EZ9eKS)

 





以上が、【TOEIC完全攻略】文法書 オススメ1選(2018年10月30日時点)の記事となります。多くの人の役に立てればと思います。

一選を決めるにあたって、自分のレベルも上がっていたので、かなり悩みました。その分、自信があります。他の受講者と差をつけるためにも、文法を身に付けましょう。
文法書でわからないところ等あれば、Twitterでも、本ブログでも連絡頂ければお答えします。問題も全て解いているので、問題に関することでも結構です。