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「実際に出題された問題」を共有します

TOEIC(10月28日) 気分を一新して再出発される方へ

昨日のTOEICを受験された方、お疲れ様でした。

目標スコアに到達できそうな方もいれば、そうでない方もいることでしょう。

試験が上手くいった人は、結果が待ち遠しいですね。


一方で目標スコアに到達できそうになく、落ち込み気味の方に、エールを送りたく、記事を書きました。

結果はどうであれ、仕事や学業、バイトがある中で、勉強を頑張ったと思います。さらに、試験当日に、全力を尽くしたのであれば、自分を褒めてあげて欲しいです。


疲労を癒している期間だと思います。自分の失敗談も載せていますので、気を休めながら、見て頂ければと思います。

 

 

 

「良い結果が出そうにもないのに、自分を褒めることなどできないと意見」

TOEICにおいて、この意見は間違っていると断言できます。
自分を褒めるといっても、「努力」や「プロセス」だけを褒めるのではありません。

なぜなら、次に繋がる「経験」を積んできたからです。

実は、TOEICの試験を申込だけして、受験しない方というのは大変多くいます。仕事や用事という理由で急きょ受験できなかった方もいますが、それ以上に多いのが、「勉強不足で、試験を受けても無駄だから」という理由です。

気持ちはとてもわかります。自分もその理由で、さぼったことがあるためです。試験に行かなくなると、もはやスコアは伸びません。面白いようにスコアが停滞します。

逆に、勉強があまりできていなくても、試験会場に行き、2時間の試験を受け、できなかった問題を振り返って反省をすると、スコアは少しずつ伸びます。

ここで生じている差は「経験」です。


公式問題集を持っていて、試験を受け続ければ、スコアは600点、効率は悪いものの700点までは勝手に伸びます。

それほど、本気で挑戦した時間というのは、経験値をもたらします。TOEIC以外でも、役に立つ経験にもなります。

ですので、無条件で、自分を褒めて欲しいです。

 

 

 

 


数日間休んだのち、次に進める気持ちがあるか確認しよう

 

自分の精神的な疲労具合によって、次の試験を申し込むか否かを決めてほしいです。全力で準備し、全力で取り組めば、思いのほか疲労します。

自分は、「900点の壁」に挑戦していた時期に、約1年間、TOEICドロップアウトしています。音読、暗唱、速読、速聴、シャドウイングもかなりやりました。PART5も沢山解いて、PART7の音読もしました。

しかし、本番の試験では、わからない問題に出会い、時間切れしてしまうことを繰り返し、ついにはTOEICが嫌になってしまったのです。

TOEICは無意味、英会話できなくては」といった煽りにのり、安易に楽な道へと進んでしまいました。

多くの企業が「海外勤務はTOEIC860点以上」という資格条件を出していたり、務めている会社の出世条件にも、TOEICがあることも知っていました。

でも、続けることができなかったのです。人間失敗が続くと、投げてしまうものですよね。


1年の間、TOEICを離れたものの、やはりTOEICに戻ってきて、英語のブランクを埋める苦労はしましたが、900点を超えることができました。


お伝えしたいのは、
「嫌になったら、やめても大丈夫。ブランクを埋める苦労はするけど、嫌々勉強するよりは楽ということ。」


ブランクの埋め方は、またブログに書きますので、保存でもして、安心して休んで欲しいです。

ただ休む前に、回数を決めて挑戦してはどうかなと思う気持ちもあるので、下の記事を読んで欲しいです。

 

 

 

 

頑張れる人へ、再出発する人へ

 

まだ頑張れるという人は、今回の試験の反省をしましょう。何ができなかったのかを整理しましょう。

特に今回の試験は、PART1,2が難しいとのことです。ひと昔前のような簡単に答えを導き出せる問題が減っている傾向続いています。


報告を聞いていると、新形式以降のPART7の安定した難しさが続いています。 


ですので、まず数日休む。そして、対策をきちんと練りましょう。

必ず目標スコアは取ることができます。 

自分ですら、LPART満点を取ることができたからです。


参考になると思うので、勉強方法の例を載せておきます。休みながら見るのをオススメします。

今までのやり方ではスコアが伸びないので、気分を一新して、再出発したいという方へ

 

toeicer-samurai.hatenablog.com

 

 

toeicer-samurai.hatenablog.com

 






追記(2018年10月29日)
最近は、コミュニケーションが取れる人という募集要項も転職条件であるそうですが、TOEICも当然聞かれます。特別優れている人以外は、公式のTOEICで認定を受けておいた方がいいと思います。まだ国内の企業で働く以上、不便を味わいます。
スコアを取ってしまいましょう。


スコアアップ体験談「1人目」(280点⇒500点)

 

改定履歴
①2019年1月24日 役立つ記事の追加

スコアアップ体験談

 

自分がまだTOEICを始めたばかりの頃、スコアアップの体験談をよく見ていた。他人の成功談を見て、「こうなりたいなぁ」と思い、目標にしていた。
体験談がとても有り難かった。


最近では、検索すると、多くの体験談があるものの、1ヶ月でTOEIC800点という記事多くあり、正直「本当か!?」と疑ってしまう。元々高い能力を持っている人の体験談なのではないかと思う。

正直、見ても参考にならない。そこで、実際に自分が見てきたスコアアップした体験談を本ブログで紹介していくことにした。

まず、TOEICの先生として活動し始めた発端は、務めていた会社がきっかけだった。自己啓発活動が活発に行われていて、社員が社員に教える活動があった。

自分は、「TOEICの勉強会を開催して欲しい」という依頼を受けた。
そこから、講師としての活動が始まった。

「理論的にスコアを上げる」ということが、今もなお、自分の目標にしている。600点、730点、800点までなら短期間で、確実に取得させることができる。 

それでは体験談を紹介する。

体験談「H氏(280点⇒500点)」

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【1ヶ月での勉強効果】

L150⇒L300
R130⇒R200

リスニング力を徹底強化した。

勉強のスタート時点

 単語力
⇒中学英語レベルの単語でもわからないものがある

文法力
⇒中学英語レベルの文法を理解していない

記憶力
⇒社会人なので、短期的な記憶力と処理能力は鍛えられていた

リスニング力
⇒PART1ですら半分程度の正解数

読解速度
⇒測定不能(最低レベル)

 

1ヶ月の勉強後

単語力
⇒中学英語レベルの単語を完全にマスター

文法力
⇒基本文法をマスター
但し、イディオムや慣用表現、間接疑問文、仮定法の詳細は理解していない

記憶力
⇒勉強前と変化なし

リスニング力
PART1は満点を狙えるレベル
PART2は20問/25問を狙えるレベル

読解速度
⇒勉強前と変化なし

大きな変化が起こっていることに気付くだろうか。

仕事をしながらの1ヶ月という短い期間で、変化が起きた。特にリスニング。PART1はだいたい満点、PART2は約7割~8割を取れるようになった。リーディングは、PART5の正答数が増えた。

どんな勉強をしたか

 

・1日1時間の勉強

・「文法力」と「リスニング力」の強化


ながら勉強はしなくて良いと伝えた。それよりも、座って落ち着いた状態での1時間の勉強をしてもらった。

「文法の理解」について
文法はTOEICのどのパートにおいても、必要なものである。文法の理解なくして、高得点はあり得ない。

だからといって、難しく考えることはない。
SVCをまず理解する。次に時制、助動詞、受動態、不定詞、動名詞にざっとルールを確認していく。

中学、高校時代みたいに日本語を英語で書くという勉強は一切必要がない。ルール理解して、英文を読むだけで十分。文法を理解するだけで、点数は物凄く伸びる。説明書みたいなものなので、1週間程度で読み切ろう。

 

「リスニングの強化」について

音と文字を繋げる作業をする。音声を聞きながら、英文を確認する。

注意することは、必ず公式問題集を使用すること。
(公式問題集の重要性は割愛する。知りたい人は過去の記事を参照して欲しい。)

狙うのは、PART1と2。
何故かというと、問題文が短いため、文法を理解することで、かなり正解することができるのだ。

ここからは、テクニックになる。
PART1は数秒で解き、他のパートを解くことで、スコアを上げることができる。そのためにも、まずPART1を極める必要がある。

詳細は、下記の記事を見て欲しい。新形式から約2年間、実際に試験会場に行って、問題を収集してきた。

収集結果と解説を載せた記事は、有料範囲としているものの、無料の範囲だけでも役に立つと思う。公式問題集でやるべき問題も整理しているので、絶対に役に立てるだろう。

TOEICスコアアップ体験談の起案

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スコアアップ体験談を、勉強会で紹介したところ、とても反応が良かった。面白がる人もいれば、真剣に読む人、メモを取る人と様々な人がいる。

今までのサンプルは、100人を超える。(失礼な表現かもしれない)これを体験談として、勉強ツールにしようと考えている。

その理由は、勉強に入りやすくするためだ。勉強の成果は「本人のやる気」と「勉強時間」の掛け算に限りなく近い。そのため、時代が変われど、「いかに気分を乗せるか」が重要だと考えている。


「どのサンプルに自分が合うのか」

「このサンプル、楽だな」

「このサンプル、自分に似てるな」

楽しみながら、目標とするサンプルを選定してもらいたい。


 

サンプルについて

 

サンプルは、分かりやすく可視化する。レーダーチャートがいいだろう。

「どんな勉強をして、どの要素を伸ばしたか」がわかる資料にする。


サンプルについては、会社内で時間外に、勉強会講師を無料でやらされていたので、このぐらいの報酬は良いだろう。
色々な勉強法を試すことができてよかった。

凄く興味があった「単語を極める勉強法」では、TOEICで800点は難しい。少し考えればわかることだが、リスニングのトレーニングをしなくてはスコアは伸びない。

そもそも、PART5の9割正解も厳しいだろうし。単語だけの勉強では正答が出せる問題は限られている。



勉強会は、最近一旦休業させてもらっている。フランス出張の準備があるので、業務が処理し切れなくなったからだ。

もう少しで落ち着くので、また勉強会を再開し、実験をスタートする。サンプルの可視化の精度を高める。


資料ができたら、Twitter、ブログに公開します。

【TOIEC完全攻略】疲労と眠気対策 病院で手に入れたアドバイス

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TOEIC対策をする上で、勉強法も大切ではあるが、勉強法を実践するための体調管理も大切である。
TOEICに関わらず、勉強というのは、スポーツと同様だと思う。結果を出すためには、スキルも大切だが、そのスキルを扱う肉体や精神状態も同じくらい重要。成功者を見ているとそう感じる。


疲労が蓄積していると、どんな弊害があるかというと

 


・勉強を開始する気分にならない。
・勉強中に眠くなりやすい。
・勉強内容が記憶に残りにくい。

・・・障害だらけである。身に覚えがあるだろう。

 

 

「眠くならない方法はありますか」

 

この手の悩みは、よく相談を受ける。
特にTOEIC、英語、国語は眠くなる。計算問題であれば、時間も短く済むし、手を動かすので眠くなりづらい。


眠気を一時的に覚ます方法はある。
・コーヒーを飲む
・音楽をかけながら勉強する
・カフェ等で勉強する

しかし、上記の方法をやってみると、気付く。
疲れている時には、効果がほぼない。
脳内が完全に活動していない場合が多い。こういった状態で勉強しても、非常に効率が悪かった。時間だけが過ぎていく。思いっきり寝てしまった方がいい。


よく寝てから勉強する


やはり、これに尽きる。
時間がないという理由もあるかもしれない。しかしながら、スケジュール管理をもう少し上手く行うことができなかったか、今一度確認することをオススメする。

 なぜなら、先日、疲労が原因で、病院に行くことになったからである。

 

 


「病院で受けたアドバイス

 同じ睡眠時間でも、睡眠効果は高めることはできる。
疲労回復の促進


スケジュール管理に気を付けているが、どうしても時間が不足することがある。先月の終わりは、毎日4時間程度しか睡眠時間が確保できなかった。

病院で診察を受けた結果、自分の目が思っている以上に疲労していることがわかった。 「ショボショボ」を感じるようになったら、結構のダメージを負っているらしい。

時間がないことを説明したところ、病院で勧められたのが「疲労回復の促進」だった。

 

 

疲労回復の促進」

 


まず、「寝具」について、注意を受けた。長年使っていると、傷んできて、形状が変形している場合があり、睡眠の質に影響するとのこと。

色々説明は受けたが、その中で良い情報だと思ったのが、「ホットアイマスク」。
血流を良くし、眼精疲労を軽減させることができるとのこと。


早速、アイマスクを2週間使用してみた。
結論から言うと、とても感動した。疲労回復促進とは、ここまで効果があるとは思わなかった。

まず、寝起きの時に感じていた「目がしみる」ような痛みが軽減された。さらに肩こりも軽減し、肩から首にかけての痺れもなくなった。特に、背中の凝りを解消できたのが嬉しい。身体が軽くなり、朝起きやすくなり、仕事もかなり進んだ。 

アイマスクは検索すると色々あって迷った。
まずは、そもそもホットアイマスクに効果があるのかを知りたかったので、お試しとして、700円で、「あずきのちから」という商品を購入した。

 

 

疲労回復促進アイテムの感想」



「あずきのチカラ」の感想
正直、「小豆の匂いは不快だろう」と思っていた。おばあちゃんかと思っていた。
・・ところが、めちゃくちゃいい匂いがした。そして、気持ちがいい!!寝る直前に、目のケアをすることで、早起きもしやすくなった。
また、レンジで温めるのだが、たった30秒で使用可能なのが使いやすい。
ちなみに100回以上使用したが、性能に変化はない。これはもう手放せない。

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使用可能回数:250回
温め時間:30秒(600W)、40秒(500W)

Amazonホームページで詳細を見る
( https://amzn.to/2S6aLRJ




「KASTEWILL ホットアイマスク 」の感想
あずきのチカラのない昼休みが耐えられず、出張した際にも使えるホットアイマスクを購入することを決めた。無臭、もしくはラベンダーかを選択できる。ラベンダーを選択した。2000円するものの「あずきのチカラ」と同等以上の効果と使いやすさであった。レンジに加熱しに行かなくてもよいので、予想以上に便利。
タイマー機能と温度調節が備わっているので、手間がほぼかからない。


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使用可能回数:1000回以上
温め時間:コンセント接続後、即時(PCUSBポート充電可能)

Amazonホームページで詳細を見る
( https://amzn.to/2S7c5DZ



 

 

以上が、「【TOIEC完全攻略】疲労と睡眠 疲労が原因で病院へ行くことに」の記事となります。TOEICを勉強していると、一番の敵が「眠気」。やはり、わからないことを理解していく勉強は簡単ではありません。疲労がない状態で、楽しく勉強することが一番良いのは明白な事実。環境を整え、より勉強の効果を高めることも努力の一つかと思います。
記事を読んで下さる人に効果があって、役に立つことができれば嬉しいです。


ちなみに、自分としては「あずき派」です。ラベンダーも良かったですが、あずきの蒸気は頭の中まで浸透してくるので、脳内がクリアになる感覚を味わうことができます。

スコアアップ体験談(自分)(690点から800点の飛躍)

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体験談(690点から800点の飛躍)

 

大学を卒業した。TOEIC690点であったが、面接では「350点から690点までの努力」を褒めてもらうことができた。

実際、690点ではネイティブの会話を聞き取ることも不安が残るレベル。

自らで考えて、勉強を続けなくては690点は取れないことを面接官がご存じであったのが大きい。


企業に就職した。
現場の仕事を覚え、幸せな日々を過ごしていた。
しかし、3年が過ぎ、日々が急転する。



異動。

 



これこそが、会社の怖いところである。
日々は、暗黒と化した。
一日の大半を会社で過ごす中で、転職も考えた。
しかし、もっといい方法を思いつくことができた。

「社内転職」
(こんな言葉はないと思うのですが、自分が使っています。)


元の部署に戻るというのは、かなり難しい。ある程度の管理職にならないと、元の部署には戻れない。つまり、耐えなくてはいけない。

異動してから数日が経過し、1人、数ヶ月後にまた1人と「異動願い」を提出していた。(「異動願い」を提出すると、社内でとても居づらくなることは、言うまでもない)

自分は、異動願いを出せずに、基本的に毎日21時半まで仕事をしていた。遅い日は23時、ピーク時は夜2時に帰路につくこともあった。ただの人材不足のために、大量に同じ仕事をこなす日々は、自分の成長には繋がらないと感じていた。

このままでは、体調を崩してしまう。何かきっかけを。。。

「抜け出す方法を考えた末・・・英語だ。」
「英語をきっかけに、違う部署に引っ張ってもらう。」



TOEICを極めて、異動する。」

そう考えて、行動を開始した。

 

 

 

 

TOEICスコア690点から800点

概要

TOEIC690点⇒800点
 (Lパート400点⇒420点)
 (Rパート290点⇒380点)

・使用教材⇒文法本1冊
      PART5特化の問題集2冊


まず、現状分析を行った。
昔からRパートが課題。「英語を読む力」が低いことが、高校時代から改善されていなかった。英語を使う部署に行きたかったので、課題を解消するための努力を始めた。

結果的に、PART5を満点近く取ることができるようになった。新形式前であったので、40問だったが、10分以内で解けるようになった。さらにPART7にかける時間が増え、点数が飛躍した。


PART5にかかる時間を極力減らすことで、PART7の解く時間を確保する。PART7は時間さえあれば解ける問題がほとんどだ。

そのため、TOEIC攻略のキーはPART5。
新形式後であっても、それは変わらない。





実施した対策

・文法本1冊
・PART5特化の問題集2冊


文法本を1冊購入し、1週間かけて、文法のルールを学び直した。今思えば、無駄だったかもしれないが、ノートにまとめたりもした。

i f 構文がどういうものか、過去完了形はどういうものか、例文も見ながら、文法を学んだ。
実際に勉強してみた感想だが、文法の種類はそこまで多くないので、楽であった。1ヶ月くらいかかるかと思ったが、1週間で十分だったのには驚いた。


文法のルールを押さえたのち、PART5特化の問題集をひたすら解いた。2週間ぐらい昼休み、帰宅後、早朝の空き時間を利用し、毎日3時間勉強した。



スコアが上がった要因

 

「PART5の40問を10分で解けるようになった」
「PART5の40問の約85%~90%を正解できるようになった」

Rパート(PART5,6,7)は、新形式前後でも変わることもなく、75分間で100問を解く。その中で、スコアが上がったのは、PART5とPART7。


PART5を特化して勉強したのに、PART7のスコアが上がるのは何故かというと

理由は、2つある。

・文法力が身に付いて、長文をスムーズに間違うことがなく、読めるようになったこと

・PART7を解く時間を確保できたこと



【追記(2018.10.20)】
新形式となって、PART5の問題数が40問から30問に減った。PART5の重要性は減ったのではないかと思う人もいるかもしれないが
 
「それは、断じて違う。」


その理由は、PART5が難化しているためだ。新形式前と同じと認識でいると、試験会場で凍り付くだろう。30問に減ったのに、従来通り10分かかってしまったという被害者を何十人も知っている。

PART5が難化していて、PART7の問題数も増えている。PART7の約8問はかなり難しい。対策なしでは、失点は免れない。

 


以上が、「スコアアップ体験談(自分)(690点から800点の飛躍)」となります。国内の企業の多くが、TOEIC730点を「TOEIC Bクラス」と認定しており、基礎力があると評価しています。20歳中盤だとしても努力をし続けることで、十分到達できることを証明してみせました。

「誰でもできる!」そう思い込み、勉強を頑張っていきましょう。

次の記事は、自分の体験談「800点から900点という最大の壁を乗り越える」という記事です。800点を取得した時点で、これ以上、何をすればいいのかと思っていましたが、まだやることはありました。皆さまの参考になればと思います。

スコアアップ体験談(自分)(長期停滞600点から690点)

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体験談(自分長期停滞編)

 

 

大学に進学し、スポーツや英語以外の勉強もしていたこともあり、TOEICの勉強や試験を受けず、2年が過ぎた。その間、工業英語の何級か忘れたが、取得した。

大学三年になり、就職活動が冬に始まることを知った。さらに、夏の終わり頃には、インターンシップと言われる、いわば「入社への有利な一歩目となる活動」が既に行われていたことを知って、泣きそうになった。

TOEICのスコアも大学入学前に取得していた「600点」のままであった。4年近い月日が流れ、TOEIC業界は、スマートフォン、ブログ、twitterの普及も相まって、多くの情報が公開され、TOEIC高得点者も多く現れていた。

TOEIC「600点」のままでは、履歴書に書くには、少し弱い・・・そう感じていた。現に大学名も弱いので、とても不安であった。

今でこそ、面接において、素直な気持ちで自分の考えをわかりやすく伝えることの方がよほど大切だということはわかるが、当時は目に見える武器を持っていないことが不安だった。




模試3回、6ヶ月の期間、スコアは停滞することになる。
その理由についても、書いていく。

 

 

 

TOEICスコア600点から690点

概要

TOEIC600点⇒690点
(Lパート340点⇒400点

(Rパート260点⇒290点


・使用教材⇒①昔と同じ問題集(400点から600点の時に使用)


大学三年生の夏の終わりから勉強をスタート。4年も前の問題集であったので、また使えると思い、勉強をスタート。実際、ほとんど答えを忘れていたので、普通に間違えていた。以前、行ってスコアが伸びた「Lパートの音源を聞きながら、スクリプト見る勉強」も実施。


①1回目の試験
600点付近の点数だった。能力は維持できていると安心をしたが、もっと取れていると正直思った。

勉強時間をもっと増やそうと考えた。毎日1時間を確保した。
今までスコアを伸ばしてきた勉強方法は変えず、模試を解いては解説を見て、ノートにまとめていた。

さらに、2回目の試験に備え、Rパートの音読を始めた。



②2回目の試験
またも600点付近だった。
何かの間違いだと心から思った。

これ以上、何を勉強すればいいのかわからなくなってしまった。

インターネットで検索し、1ヶ月で900点取れるサイトも見始め、いよいよ混乱し始めた。このサイトは、数年後、多くの批判が殺到し、閉鎖された。(自分は、根性論が横行し、勢いのあるブログだったので、好きだった。)

紆余曲折の末、

訳がわからなくなり、まず試験の振り返りをした。
最新のTOEIC問題集を購入した。

自分の間違う問題を分析し、間違う問題だけを勉強した。また、TOEIC試験自体の分析も行
い、PART毎どういう構成で作られているかまで研究した。

結論、PART7の後半は解けるようにはならないという判断をし、他のPARTを勉強することに専念した。
・リスニングのスクリプトが簡単だということに気が付いたので、特に勉強した。
・PART5を集中的に学習(この当時のPART5は簡単であった)


3回目の試験は、履歴書提出までの最後の試験である。



③3回目の試験
結果、690点。
そこまで、TOEICという試験は甘くなかった。

履歴書には、TOEIC690点と記載した。(嘘を書いて、内定を辞退することとなった先輩もいた。(某携帯会社))

2回目の試験が終わってから3回目の試験まで時間が少ないのもあって、スコア自体の伸びが少なったが、力がついてきた実感があった。

Lパートが「340点」から「400点」に大きく上昇していたことからも、正しい感覚であろう。PART2を聞き逃すことが少なくなった。

 



実施した対策

 

・最新の模試を購入
・Lパートの音源を、スクリプトを見ながら聞く
・Rパートの音読
・PART7の後半の勉強を辞める


「毎日、Lパートの音源を、スクリプトを見ながら聞く」という勉強は、有効な勉強方法だとわかった。また、最新の問題集の解説は、とても丁寧で文法や単語を整理してくれていたので、トレンドだけではなく、復習しやすかった。

一方、Rパートの音読みは、効果が出にくいことを当時感じていた。やはり、今考えても、その通りで、闇雲な学習では効果が出にくい。ただ読むだけになりやすいためだ。


スコアが上がった要因

 

「試験の特徴を掴み、高難易度問題を捨てた」
聞こえる音と目で見る英文の繋がりが、非常に多くなってきた


TOEIC600点の時との一番の違いは、リスニングで聞き取ることができる英文量が増えたことである。必然的に正答数も増えた。特にPART2が解けるようになった。短い質問と回答という問題形式であるからと考えられる。



【参考情報】
同じ問題集を何度も解くという勉強方法には、注意事項を添えて欲しかったです。
出来る問題を何度も解いても、スコアアップに効果はない。

だって、和訳どころか答えも覚えてるじゃん。

・・・当たり前だった。学校の試験と違い、TOEICの試験範囲は毎回違うし、同じ問題は出ないどころか、ひっかけも存在するのである。

 


以上が、「スコアアップ体験談(自分)(長期停滞600点から690点)」となります。Lパートの音源を、スクリプトを見ながら聞く」という勉強は、有効な勉強方法だとわかりました。Lパート400点までは、この勉強法で十分だと思います。Rパートは、闇雲に音読するのはやめた方がいいです。効果が薄いためです。


次の記事も、自分の体験談です。
「690点から800点の飛躍」という記事になります。会社内での闇で潰れそうになりながらも、TOEICをきっかけに社内転職に成功し、抜け出すことに成功します。

 

スコアアップ体験談(自分)(成長編TOEIC400点から600点)

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体験談(自分成長編)

 

 

前回の記事では、TOEICスコアの伸びない人の特徴として、8つ挙げた。

 

Ⅰ.単語の勉強が足りない人
(単語の意味を思い出すのに時間がかかる人も含む。)
Ⅱ.文法の勉強が足りない人
Ⅲ.長文を読むスピードが遅い人
Ⅳ.TOEICに慣れていない人
(というよりリスニングの形式に慣れていない人)
Ⅴ.リスニングの経験自体が少ない人
Ⅵ.短文の読むスピードが遅い人
Ⅶ.時間管理ができていない人
Ⅷ.勉強時間が少ない人


闇雲に勉強をし続けた場合、場合によっては、「Ⅳ、Ⅷ」といった要素、TOEICに慣れるという部分しか身に付かない場合がある。

変な問題集を買い、勉強していた高校時代の自分は、まさに該当するであろう。
難しい文法や単語を覚えようとしても、覚えにくい上に、出題されない。そのため、楽しくないので、勉強時間も少なくなってくるといった悪いループにハマってしまっていた。

 

「英語は好きなのに、楽しくない」ことに気が付き、色々考えてみた。
TOEICは、問題数が多いので、考える時間がない。
・単語は、そこまで難しい単語が出題されていない。
・文法も単語と同様
・リスニングは、単語も文法も簡単なのに、何故か聞き取れない


簡単なのに、解けないことに苛立ちを覚えていた。


考えた末に、下記の目標を設定。

・問題を解く速度を上げる。
・リスニングでついていけるようにする。

さらに、持っている問題集と本番の試験の内容が違うことに気付く。もっと本番に近い模試をやって、問題を速く解く練習をしたいと思っていた。




 

TOEICスコア400点から600点へ

概要

TOEICスコア400点⇒600点
Lパート340 Rパート260)
・使用教材⇒TOEIC専門の模試2冊

高校3年の秋。学校祭という行事が開催されていたことを覚えている。忙しいながらも、模試を買いに行き、勉強を開始。試験本番と同じような問題を解いては、解説を見て復習した。

制限時間内に解けないことに落胆しつつも、PART毎に問われる問題がわかってきた。まだまだRパートもLパートも付いていくことすら出来ないながらも、回答の要点を掴みつつあった。

Lパートの音源を聞きながら、スクリプトも見る勉強を始めた。

購入した模試には、1冊につき2つの模試が入っていたので、合計4つの模試を解いた。徐々にスコアが伸びていることもあり、充実感に溢れる毎日を過ごしていた。



実施した対策

TOEIC専門の模試2冊(合計4模試)を解く
・Lパートの音源を、スクリプトを見ながら、聞く

 

合計4つの模試を解き終え、まだわからない単語と文法があったので、都度ノートに整理した。
リスニングについて、スクリプトを見ると簡単なのに、聞き取れていないことに気が付いていたので、勉強を開始。

勉強といっても、スクリプトを見ながら、音源を聞くといった勉強。書くわけでもないので、負荷もないし、正直楽な勉強で楽しかった。夕食後や寝る前に、30分~1時間やって寝るといったスタイルであった。


この勉強の結果、聞こえる音と文字を脳内で繋ぐことに成功した






スコアが上がった要因

 

TOEICの試験問題を理解した」
「聞こえる音と文字を脳内で繋ぐことに成功した」


4つの模試を解く中で、試験で問われる問題の質がわかってきた。和訳を答えるわけではないので、じっくりと読むことよりは、速やかに全文を読んだ方がいい。

また、リスニングが苦手であったので、耳から聞こえる音と目から入る文字のつなぎ合わせることもした。これが効果的であった。Lパートが100点以上の成長。Rパートは、40点ぐらいの成長ではあったが、嬉しかった。


これで、就職活動の履歴書の資格欄に「TOEIC600点」と書ける。邪な考えが先行していたが、就職前に友達が焦っていた時期でもあったので、仕方がなかったとも言える。嬉しくて、両親や兄弟、知人に自慢していた。若かった。理系であったので、当時はTOEIC600点でも十分資格欄に書ける時代であった。

600点から730点の壁に、1年以上ぶち当たることも知らずに、この若者は、今を楽しんでいた。彼女もでき、充実感達成感で満ち溢れる青春時代を過ごしていた。

 


600点から730点の壁を超えるために行った勉強については、次の記事で書いていきます。