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スコアアップ体験談「1人目」(600点⇒700点台へ)

改定履歴
①2019.1.24 体裁修正

スコアアップ体験談 

前回までの記録(500点⇒600点)

1日1時間、土日は2時間の勉強をして2ヶ月継続した。結果、スコアは280点から600点まで向上した。「文法」を学習したのち、「PART1,2」,「PART5」を集中的にトレーニングして、スコアを伸ばすことに成功した。 

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目標スコア700点に到達

この方のスコア目標は「800点」であるが、先は長いものの順調にスコアが伸びてきている。しかし、700点から800点には大きな壁が存在するので安心はできない。この時期に、基礎を身に付けておく必要がある。

今回は「リスニングを強化する勉強」を1ヶ月実施した。TOEIC最大の壁の一つ、PART3,4の攻略に挑んだ。 

体験談「H氏(600点⇒700点)」

 

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1ヶ月での勉強効果

L320⇒L400
R280⇒R300


〇単語力
「高校1、2年レベルの単語まで完全にマスター」の状態から変化なし。

〇文法力
「基本文法を速く使える」状態から変化なし。
(但し、イディオムや慣用表現、間接疑問文、仮定法の詳細は理解していない)

〇記憶力
リスニングの強化トレーニングで向上

〇リスニング力
「PART1は満点を狙えるレベル、PART2は20問/25問を狙えるレベル」に加え、「PART3,4は3問中2問を正解できるレベル」に成長。

〇読解速度
特に大きな変化なし。

大きな変化が起こったのは「PART3,4」 

PART3,4において、大崩れすることがなくなり、「3問中2問」正解できるようになったので、スコアが急上昇した。

具体的にどんな勉強をしたか

①1日1時間の勉強(土日は2時間)
②ディクテーション
シャドウイング


ディクテーションとは
聴いた英文をノートに書きとっていく勉強方法。

シャドウイングとは
聴いた英文を自分の言葉で発声する勉強方法。

重要なポイントは、これらのトレーニングを「ながら勉強」ではなく、集中して行うことにある。格段に効果が違うことを実感するだろう。


結果を見ると、700点は到達した。凄いと思う。しかし目標である800点の壁は大きく、思った以上に時間が必要だった。800点を狙うのであれば、リスニングで450点取得したい。そのためには「3問中3問正解」が原則必須であって、リスニング力に加えて、記憶力も求められる。その習得は1ヶ月では難しかったという結論であった。

また、大きな反省点がある。
英語力が低い段階でのシャドウイングは、あまり効果がないということを伝えておきたい。ただ発している状態になるためだ。カラオケをしているような状況になり、内容、文法などが脳内で処理せずに行われてしまうことが往々にしてある。
しかし、ディクテーションの方が書く手間があり、大変なのでハードルが高いのも事実。7割ディクテーション、3割シャドウイングくらいでもいいと個人的には思う。

まとめ

以上、「スコアアップ体験談「1人目」(600点⇒700点台へ)」の記事となります。

基礎が身に付いたタイミングで、ディクテーションとシャドウイングのトレーニングを導入した。その結果、「英語を聴く力」を成長させることができた。しかし、800点の壁は大きく、3問中2問正解させるのが限界であった。

「3問中3問正解」をたたき出すために、必要なトレーニングについては、次回以降の記事で紹介する。