TOEIC860点の理系社会人はどんな会社に転職できるのか
TOEIC860点の理系社会人
職種によってはほぼいない人材である。
少なくとも
・現場工事
・メンテナンス
・機器設計
といった技術営業ではない純正のエンジニアを仕事にしている方で「TOEIC860点持ち」はかなり少ない。
某有名なメーカーの人材バンクとも言われる企業ですら、ほぼいなかった。
今もなお、TOEICは人によっては狙いどころの資格なのである。
転職や就職というものは「絶対評価」ではなく「相対評価」だ。会社の評価も「相対評価」。
つまり、他と同等のものを持っているだけだと、外見といったものとはじめとする「不当な扱い」で損をする可能性がある。
社内の競争であれば、飲み会での頑張りが重要になったりもする。
転職活動だと、どうしても決められた基準で評価されることになる。
ここで一番知りたいのは
「TOEICを持っていると、どういった企業に良く評価してもらえるのか」
だと思うので、そのあたりを中心に伝えていきたいと思う。
狙うべきは「有名な一部上場企業」
「何を言っているんだ。有名大学出身がゴロゴロいる1部上場企業。TOEIC900点持ちばかりなんじゃ・・」
「実績重視の怖い会社に決まっているだろう・・資格は無意味だろう・・」
確かに、英語を主とする方は
「英検1級」
「TOEIC 900点」
「IELTS 6.5」
といった資格を持っている。ビジネスキャリアウーマンの方も知り合いにいるが、英検1級だし、沢山資格も持っている。
ただ自分が言いたいのは
「理系の自分たちが勝負する土俵ってそこじゃないよね!??」ということだ。
面接の相談を受けることもあるが、そこで戦うんじゃないんだよ。
あくまで戦う土俵は
あなた自身の「理系の強み」というフィールド。
そこに英語をかけあわせて、理系技術の海外進展を考えている、もしくは既に行っている事業部を狙うと高評価をもらいやすいのだ。
(海外に行くのは嫌だな・・と思う方はまた別の狙い方がある。最下部に記載しておくので見て頂ければと思う。)
「有名な一部上場企業」を狙うべきと伝えたが
その理由は「知名度のある企業は大抵海外の支店を持っている」ためだ。
ただの一部上場企業だと、国内のシェアだけに目を向けている段階の場合がある。そうした場合、英語はアピールポイントにならないことが多い。(いずれは必要だし、そもそも海外から情報を得ることができれば優位になるのに。と思うが、目先のことしか考えられない年配の方は多い)
これらの視点で、企業検索していくとかなり絞った検索ができる。
自分はいずれ国内の企業に入社しようと考えている。経団連のニュースがきっかけで強く思うようになった。
ニュースを受けて今、転職業界は賑やかだ。今後も国内での競争は激化していく予測されるので、その煽りを受ける前にいい企業に入っておこうという作戦だろう。
もう既に企業同士の合併が沢山起こり、新規事業に注力していたりする。今後、この流れが加速していくと、個では太刀打ちできない時代が来る。(だからこそ、著名人もよくコラボ等で結束しているわけだが)
そういった時代に突入しつつあるが、しっかりと生きていけるように準備だけはしっかりしておこう。
最後に便利情報を共有しておく。今回はTOEICや英語に関するものではない。
「就活・転職する際に必須とされるツール」だ。英語の需要があるかどうかといった深いレベルまで検索できるのが有り難い。
面接時に「英語を使う部署ありますか?海外支店はありますか?」などと発言すると、ちゃんと調べていない!などといった無駄な減点を喰らう可能性がある。(企業によってはかなり分かりにくいホームページをもっているのに・・)
会社の業務内容まで検索できる便利なサイト
現在の新卒の方は当然の如く、使いこなしているので驚く。今の情報収集の仕方のスタンダードがここにあるそうだ。
ハローワークに行くと、オススメされる。大学の進路説明でもほぼチェックを勧められる。
「キャリコネ」という情報収集サービスだ。正式には「career connection」という。
約1700万人が利用しているそうだ。
実際に使ってみると、本当に「会社の裏事情」や「残業時間の確認」ができた。中には危険な部署の情報も記載されていた。
知っておけば避けることができるので有り難い情報だ。
必要なときに活用して頂ければと思う。自分の情報が役立つことを願っている。
【2019年8月12日追記】
使い方を簡単に教えて欲しいとあったので参考情報として記載しておく。(もしかしたら、もっと上手い活用の仕方があるかもしれない。あったら教えて頂けると嬉しい。)
①検索窓に直接企業名を打つ(その企業の情報がほぼ入手できる)
②画面左の「評価・労働環境ランキング」「地域ランキング」で企業検索(個人的にはこの機能がありがたかった)
まだ沢山機能はあるが「口コミ機能」が一番面白かった。役に立つ情報が多かった。
下記の写真を見ても、かなり詳しい情報を知れることがわかる。会員登録完了で即約62万社のチェックができるのは凄い。
まとめ
以上「TOEIC860点の理系社会人はどんな会社に転職できるのか」の記事となります。
もう既に転職を考えている方であれば、かなり役に立つ情報が満載だったかと思います。
また、キャリコネについては自社の口コミを見てみると笑えますよ。(飲み会の話のタネにでも活用下さい。)
※「海外に行くのは嫌だな・・と思う方はまた別の狙い方がある。」については、本日の夜配信する。