今後のTOEIC攻略には「洋書を読むこと」が必要になる理由
なぜ、洋書が今後必要とされるか
今回の記事では「洋書」を紹介します。TOEICは現在難化しており、特にPART7においては、従来通りの対策では通用しないをご存じだろうか。
また、洋書といっても種類は膨大なので「何を選べばいいか、わからない」と思います。洋書の中には、TOEIC対策に向いている洋書とそうでない洋書が存在するので、選ぶコツを記載した。参考にして頂きたい。
楽しんだ後には、TOEICのスコアが上がっているというのを味わって欲しいです。
それでは本題に入ります。
洋書を読むことの意味・メリット
一言で言うと、「楽しい」
日本語で書かれた本ですら読む習慣のない方も当然いる。本を読む楽しさをわかりやすく表現するのであれば、映画を観る感覚が近いと思う。
登場人物がいて、ストーリーがある。自分が住む世界とは違う世界の中に入り込んで体験ができる。
会社に毎日通い、変化のない辛い日々を過ごし続けて終わるという本は基本的にない。良い本だと必ず驚きや感動がある。そういった楽しみが本にはある。
TOEICとの関連性
TOEIC730点、800点と高得点を取得するにつれて、大きな壁が見えてくる。
大きな壁=「時間」
とにかく時間が足りない。微妙なニュアンスの捉え方の違いで、時間がなくて誤答を選んでしまう。特にPART7の長文は、ゆっくり読めば解けるといった問題が95%以上を占める。時間があれば解けるのである。
大きな壁「英語を読む速度」を乗り越えるには
現段階における自分の英語を読む速度より、1.5倍の速度で読むことができるようになったとする。どんな効果があるか。
「スコアが900点を確実に超える。」
これにはちゃんとした理由がある。
リーディングスコアが大きく伸びるためだ。リーディングスコアの過半数を占めるのはPART7。
PART7の9割は簡単な問題であることはご存知だろう。1問1問を見ると、とても簡単な問題であることに気付く。SP、DPの前半は数秒で解ける問題もある。
英語を読む速度が上がると、どんどん解けるようになる。逆に、英語を速く読むことをトレーニングしない限り、スコアは一向に伸び悩む。TOEIC作成側が掲げる「実践的な英語運用」ができていないことになるので、当然ではある。
洋書の選び方
それでは、洋書の選び方を紹介したいと思う。
言い方は悪いが、TOEICのスコアが上がる洋書の選び方を紹介する。
(twitterにて、「洋書はTOEICのスコアアップのためのものではない」と批判されたことがありますので、表現が悪いです。)
洋書初心者に特にオススメなのが、
「好きな洋画(外国映画)の原作から選ぶ」という方法。
既にあらすじがわかっているため、洋書を読み進めていきやすいという所がポイント。
洋書の方が、登場人物のことを詳細に書かれていたりするので映画では知ることができない設定を知り、さらに作品にハマるという人もいる。現に自分はそうであった。
一方、映画と原作の洋書で内容に違いがあったりする。驚くだろう。
オススメの洋書
自分のオススメの洋書を紹介する。
これを読んだことにより、TOEIC900点の壁を突破することができたので、少しは参考になるかと思う。
「Different Seasons」
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口コミが他の本と格段に違い、評価が物凄い高い。
「ショーシャンクの空に」という作品はご存じだろうか。かなり昔の作品なのだが、最近テレビでも紹介されたことにより、DVDはまた人気作品としてレンタルされている。
その原作が「Different Seasons」という本に入っている。この本は約700ページもあり、4作品がまとめられているので、とてもお得である。
そのうちの1作品に「スタンドバイミー」も含まれている。「ショーシャンクの空に」と「スタンドバイミー」の二作品が特に好きであったので、何度も読んだ。
セリフを覚えるぐらいまで読んだので、かなり英語をインプットすることができた。今もなお、デスクトップにセリフを残してある。
圧倒的な物量の英文を読んで、自分は道が開けた。行き詰っている方には、ぜひとも洋書を読んで頂きたいと思う。