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「実際に出題された問題」を共有します

なぜ、伸び悩むのか(TOEIC900点オーバーまで10年間の男)

 

 

 

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なぜ、スコアが伸び悩むのか。

ネットにある いろいろな勉強方法を試したのに。。。

 

 

そういった学生、

昇進のためTOEICスコアが必要な社会人は、

とても多い。

 

この人たちは、一体、何が不足しているのか。

 

 

結論から申しますと、

スコアを上げるための勉強が、足りていない

 

 

さらに、時間に対する意識が足りないことが多い。

一日の時間は、睡眠や食事、風呂等で10時間取ってしまえば、

残り14時間。

 

時に、「夜中勉強すればいいや」とか

「土日に40時間勉強するぜ」といったことを

思う方がいる。(自分がそう)

 

 

断言してもいい。

長期戦であればあるほど、

そういった考えの人は、必ず失敗する。

 

その理由も踏まえて、

伸び悩む「3つの原因」、「対処方法」を共有したいと思います。

 

仕事にも、当てはまることだと思います。

仕事をうまく進めるコツでもあって、

センスがいいと言われる方は、総じて上手いと思います。

 

 

 

 

原因①そもそもの勉強時間が足りない

 

勉強会において、この原因を突き付けたところ、

「そんなことはない!」と怒ってしまった人がいた。

 

twitterにもいた。

 

この質問の本質を考えたことがある人は、実は少ない。

 

本質としては、

 

自分に「必要な勉強」の時間が確保されていますか?

と聞いているのです。

 

 

TOEIC L/Rの例を挙げる。
まず、リスニングパートとリーディングパートの二種類に分かれている。

合計200問。

初級程度(500点)の方が解ける問題数というのは、だいたい100問。

 

中級程度(700点)の方が

「模試の2周目を2時間かけて、勉強しました。」

「45分のリスニングを3回聞きました。」

と報告する。

 

果たして、時間が示すほどの

スコアを上げる勉強時間になっているでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

答えは、「否」。

 

 

 

 

 

 

結論を言います。

 

既に解ける問題を、2度3度解いても、無駄です。

 

間違えたところを、もう間違えないようにすることが重要

速やかに、出来る問題と出来ない問題を識別する。

そして、出来ない問題にこそ、大切な時間を振り分けていく。

 

それが、成功に繋がります。

 

試験は、出来る問題数を測る試験でもありますが、

一方、出来ない問題数を測る試験であることを忘れてはいけない。

 

 

 

 

原因②勉強方法が合っていない

 

これも良く聞く言葉である。

 

しかし、この本質を考えたことがある人も少ない。

 

「勉強方法が合っていない」

この文章には、「何に」が抜けている。

 

 

多くの方は、以下のように答える。

 勉強方法なのだから、「自分に」でしょ。

 他人であることもあるので、「人」が抜けている。

 

 

自分としては、完全に間違いだと思っている。

 

これは、正確に、言うべき。

 勉強方法が「自分の弱点」に合っていない。

 

 なぜなら、試験で出題される範囲は、決まっているからである。

 

1000ページのうち、20ページ理解できていないとする。

 

2%間違う可能性が出る。 

980ページ分の試験範囲で、ミスをすることもある。

 

 さらに、間違う可能性が高まる。

 

 

 

理解できていない範囲があるということの重大さは、

数値化すると、よく理解できる。

 

ほぼ全分野が出題される試験では、

できない範囲を無くし、

本番を迎えることができるかが重要。

 

勉強方法の選定は、出来る範囲ではなく、

出来ない範囲を、根拠に行われるべきなのである。

 

【注意】

大学試験などにおいて、全く出題されない範囲もある。

また、もはや時間がない場合においては、優先順位をつけて、

進めていかなくては、いけない場合もある。

 

 

 

原因③出題の傾向を掴んでいない

 

これを軽く見ている方がいます。

高校時代に、同じくらいに勉強しているはずなのに、

自分より、成績の良い人がいたかと思います。

 

多くの受験する方を見てきて、

わかったことがあります。

 

出来る人というのは、

現状まで習ってきたことを完全に理解していて、

過去の問題までも理解している。

 

さらに、「どのような問題がでるか」までを

無意識レベルで予想していて、

 

過去問を解いていて、ここは、他にこんな応用が

できるよねといった発想を持っています。

 

「過去問をやったから、出題傾向を掴んだ」というのは、

まだ掴み切れていない可能性があります。

 

 

過去を踏まえた出題予想ができるようになると、

現状の停滞を、確実にブレークスルーできると思います。

 

 

以上、多くの方を見てきてわかった

「伸び悩む3つの原因」と「その対処方法」でした。

 

 

皆さまに少しでも、お役に立てることができれば、

嬉しいです。

勉強成果があがった際には、twitterにでも、報告して頂けると

すごいうれしいです。

 

 

【参考】

自分は、TOEIC900点オーバーまで10年間、伸び悩みました。

10年前は、多くの勉強法が出回っていて、

一体どれがいいのかもわからないレベルでした。

 

自分は、天才型ではないため、弱点を徹底的に分析しました。

必要な要素を一つ一つ潰していく努力をしましたら、

TOEICは900を超えました。

リスニングは、満点まで取ることができました。

 

必要な要素は、人によって、多くあったりするので、

ぜひとも、早く現状に気づいてほしいです。