TOIEC学習者が文法学習で陥りやすい失敗
文法学習で陥りやすい失敗
本記事では、文法を学習する際に陥りやすい失敗をお伝えする。
TOEICの目標スコアが決まり、勉強を開始することになるが、大抵の方が「単語学習」もしくは「文法学習」からスタートする。
勉強を行う手段としては、「参考書を読む」「高校の教科書を読む」「TOEIC専門の文法書を読む」「インターネットで学ぶ」等、色々ある。
オススメはあるものの、ここは自由に行っても良いと考えている。好きなもので学ぶことが一番だろう。
では、どのポイントで多くの方が失敗するかと言うと、「勉強にかける比重」である。
重要な分野に力をいれよう
TOEICのスコアを上げるために、勉強を頑張っているのであれば「TOEICに出題される分野」にこそ、時間をかけて勉強すべきなのだ。ここを間違う方が大変に多い。自分も含めてだが。
TOEICのスコアをあげようと頑張っている方は真面目な方が多い。参考書も1ページ目から順番にきっちり勉強していく。しかし、試験に出題され、間違いやすい分野やポイントは参考書の後半である。はじめのページに書いてある基礎はササッとルールだけ覚えて読みすすめよう。
基礎の英文が自分の力で書けるまで、先には進まないという方が以前いた。その方は最後までそのやり方を通し、結局、スコアは600点程度で伸びることがなかった。1年、2年と勉強すればいずれはスコアは上がっていくとは思うが。
基礎の英文というのは、大量の英文を読む中で身に付くものである。説明書を読み、ルールを押さえて色々使っていく中で、使えるようになっていくのである。
まずは、TOEICのスコアを上げるという目的があるのであれば、そこに向かって注力すべきだ。
心当たりがある方は、勉強スケジュールを見直そう。
「自分が弱い分野はないか」確認していこう。3月10日までまだ時間はある。