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大学の新学期に行われる英語クラス分けで明暗が分かれた話(試験対策も含む)

TOEICの問題が出題される

多くの大学では4月に新学期が始まり、「英語のクラス分け」が始まる。
今回の記事では、自分が経験したクラス分けの話も踏まえて

・クラス分けとは
・クラス分けはどのようにして行われるのか
・クラス分けは自分にどういった影響があるのか
・どのような対策をすべきか
・どのクラスに入るべきか

といった話を紹介する。

冒頭の見出しでも書いたが、多くの大学ではTOEICの問題をそのまま流用している。(もちろん、外国語大学のような英語に関してハイレベルな大学は除く。独自の試験問題を用意していると聞く)
特に理系の大学は、TOEICの問題が圧倒的に多い。特にPART3,4とPART5だ。

英語のクラス分け

大学では、英語のクラス分けというものを実施している。
大学の生徒の中には第二母国語として英語を活用している留学生がいたり、ものすごく英語ができる方もいる。一方で、英語がほぼできないという方もいる。
同じクラスにしてしまうと、どうしても授業が非効率的なものになってしまう。そのため、英語科目に関しては英語のクラス分けをしているのだ。

どのようにしてクラス分けをするのか

自分の大学では、同学年が400人程度いた。
そのため、10クラスほど、A,B,C,D,E,F,G,H,I,Jといったクラスがあって、試験の結果に基づき、順番に配属される仕組みになっていた。
至ってシンプルである。
なお、試験の順位が1番から400番まで掲示板に貼りだされたのには驚いた。
現在はtwitter等の事件も多いので、今も継続しているかはわからないが、各自、自分の大学の先輩に聞いておいた方がいいだろう。
ちなみに自分は、TOEIC400点付近であったのでDクラスに配属された。最も仲の良かった友人はGクラスに配属された。Jクラスに配属された友人は皆から笑いものにされていた。
この時点では「たまにクラスが違っても面白いか」程度に皆思っていた。

クラス分けがもたらす影響

いつもの友人と離れることで、新しい友人が増えるという影響があった。
自分のDクラスは、男女新しい出会いもあり「大学らしい青春だな」と思っていた。
最も仲の良かった友人のGクラスはというと、そこもまた高校時代のような男女混じっていて活気のあるクラスであった。青春である。

Aクラスのツラさ
一方、Aクラスはというと留学生が多くを占め、先生も外部講師の外国人の方であった。見学という制度があったので見に行ったが、多くの方が「やばいね」と口々に発言していたのを覚えている。もちろん日本人もいて、宿題がツライと言いながらも頑張っていた。
正直な話、英語が好きであったり、将来は英語を活かしたい、英語ができるようにしておこうといった上昇志向がなくては大変なクラスであろう。半端な気持ちでいくと、ディスカッション、発表等もあるので、それらの拷問を味わい、授業の速度も速く質問も出来ず、理解ができないので単位を落とす可能性が出てくるので注意だ。

Jクラスのツラさ
では、Jクラスに配属された友人はどうだったかというと、こちらも大変そうであった。授業自体は最下層の授業であるため、レベルも低い。単語の勉強を1ヶ月ぐらい行っていたり、定期試験の類似問題を事前に解説し始めたり。一見楽でいいように見える。ただ圧倒的に男子が多かったのだ。しかも、態度の悪い方ばかりが集約されてしまっているのである。
男女差別をする気はないのだが、女性は多くの方が身だしなみを気を付けている。朝早く起きて整えている努力は、非常に素晴らしいことだと自分はリスペクトしている。
もうお分かりだと思うが、Jクラスは荒れていた。宿題忘れは頻発しているし、そもそも夏場は臭かった。
 会社員なら、そこで仕事をすればお金が貰えるのでいいが、学生は授業に参加するために費用を払っているのである。一回の授業で1万円はいかないもののそのぐらいのお金を払っているのだ。
Aクラスとは違った意味での地獄がそこにはあった。

試験対策

自分の大学ではクラス分けで行われる試験内容について、事前に周知があった。「リスニング問題およびリーディング問題は、TOEICに類似している問題です」といった周知だ。
結論から言うと
・PART1が約10問
・PART3,4は数問
・PART5は40問ぐらいあった。

ほぼというか、TOEICの問題であった。
もし、自分と同じように英語クラス分け試験でTOEIC問題が出題されることが分かっていて、準備をしようと考えている方は「公式問題集」をまず買って勉強しておけば、間違いがない。最低でもC~Eクラスには入れるだろう。
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どのクラスに入るべきか

この質問は多い。
正直なことを言うと「自分の好きにしていいよ」と自分は伝えるようにしている。
これが本心だからだ。ここには様々な意見があって「Aクラスというトップクラスで外国人講師や優秀な方と切磋琢磨して学習した方が将来のためになる」といった意見が王道である。
確かに、この意見に間違いはない。費用対効果を考えれば一番良いからだ。
しかし、本人がツライと思ってしまえばそれはもう良くないと自分は思う。英語はある程度、自分で勉強できるものだし、英会話だって月に数万円払えば英会話し放題な環境にだってできる。それだったら、楽しい方がいい。
青春したい方も多いと思うのである程度は勉強しつつ、自分の背丈に合うクラスで頑張ってみてはどうかと自分は思う。

 

Aクラスを狙う方へ

「留学生に負けない」
自分は大学4年生の時には、こういった感情を持っていた。
田舎から出てきた田舎者が学年で1、2位を争う成績を収めていた。度重なる親からの仕送りに感謝をしつつも、裕福ではない親を思うと耐えられなくなり、勉強の成績と言う形で恩返しをしなくてはと思うようになっていたのだ。
そういった方も中にはいるのではないだろうか。

TOEICに特化した資料を掲載しておく。活用頂ければと思う。
公式問題集と合わせて活用することで、900点を狙いにいける資料に仕上がっている。実際に出題された英文も紹介しているので、必要あれば活用してもらえればと思います。

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