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【試験本番で出題された他動詞と自動詞】TOEIC PART5,6満点を狙いにいく

試験本番で出題される他動詞と自動詞を知る

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実際にTOEICで出題された他動詞・自動詞の中で、注意すべきものをNOTEにまとめた。PART5の9割以上の正解率を狙っているものの、伸び悩んでいる方は一度確認しておいて欲しい。高確率で落としていると推測する。
本記事では、「他動詞・自動詞とは何か」といった基本から解説する。
※次の試験まで時間がない方は、下記のURL先に飛び、すぐに勉強を始めても結構です。「他動詞と自動詞の違いがよくわからない」、「もう一度復習したい」という方は、本記事を読むことをおすすめします。

TOEICにおける「他動詞・自動詞」

TOEICを学習していくと、必ずと言っていいほどぶつかる壁がある。それが「他動詞・自動詞」である。
他動詞と自動詞は非常に混乱しやすいため、特にPART5でよくひっかけ問題として出題される。問題集を解き続ける努力をしてもスコアが伸びないと悩む人の多くが、ここを苦手分野としている。

他動詞と自動詞に関する問題は少なくとも、2~3問出題される。
(全く出題されなかったという回の方が少ない。)

700点以上を目指す方は、ぜひとも正解できるようにしておきたい。

他動詞と自動詞について

まずは、きちんと定義を理解しておこう。

【定義】
・他動詞:目的語が後ろにつくタイプの動詞

・自動詞:目的語が後ろにつかないタイプの動詞

定義だけを見ると簡単である。
中学校時代の教科書に載っている例文を紹介しておく。とても分かり易い。

例文①She smiled.
例文②He discussed the problem.

例文①の「smiled」は、後ろに目的語がないため、自動詞である。
例文②の「discussed」は、後ろに目的語があるため、他動詞である。

混乱しやすい原因

混乱しやすい原因は、他動詞でもあり、自動詞でもある動詞の存在である。

He played soccer.
She looked at me.

この場合、「play」は他動詞、「look」は自動詞。
しかし、両単語とも他動詞でもあり、自動詞でもあるのだ。
違った形で使用されているのを見た覚えがあると思う。

日本語に訳した時、「~を、~に」といった言葉が、動詞に含まれていないと自動詞といった覚え方をしている人もいると思うが、単語ごとに覚えていく必要があるので、なかなか覚えきることは難しい。

では、どう勉強すると良いか

⇒間違いやすい動詞を一括りにして、覚えてしまう。

この方法が非常に有効である。
実は、TOEICにおいて「like」「play」といった自動詞・他動詞の両方に変形できる動詞をPART5、6で出題するケースは少ない。これらの動詞は万能であるし、受験者も正解として選ぶことができるからだ。

それよりも、ひっかけ問題として過去に何度も出題されている動詞がある。

「自動詞に見えて、実は他動詞」といった問題である。

特に、「discuss」といった馴染みのある動詞。中学、高校では「discuss with」とノートに大量に書いた人は、多くいるだろう。そういった方は、discussが他動詞であることは見抜くことが難しくなる。

こういったところを間違い続けると、スコアは伸びない。今一度確認し、スコアアップしましょう。この情報が本ブログを見て頂いている方のお役に立てれば、光栄です。

【試験に出題された他動詞・自動詞を把握する】