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スコアアップ体験談(自分)(停滞編TOEIC350点から400点)

TOEICのスコアが上がらない」という人に向けて、自分の体験談や勉強の相談に乗り、実際にスコアアップした人の体験談をブログに書き残しておこうと思う。

相談を受ける度、ノートに書き綴って、残してきた。分析結果から、どうしたらスコアを伸びるか検討してきた。

そこには、ある程度の規則性があった。

Ⅰ.単語の勉強が足りない人
(単語の意味を思い出すのに時間がかかる人も含む。)
Ⅱ.文法の勉強が足りない人
Ⅲ.長文を読むスピードが遅い人
Ⅳ.TOEICに慣れていない人
(というよりリスニングの形式に慣れていない人)
Ⅴ.リスニングの経験自体が少ない人
Ⅵ.短文の読むスピードが遅い人
Ⅶ.時間管理ができていない人
Ⅷ.勉強時間が少ない人

8つぐらいの要素が、複雑に絡み合い、PART毎でスコアが伸び悩んでいた。

 

それでは、まず、自分というサンプルを紹介していく。

 

 

体験談(自分停滞編)

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概要

TOEICスコア 350点⇒400点
・使用教材    単語帳⇒変な問題集

高校3年生の時に、初のTOEICを受験する。スコアは350点であった。使用していた教材は、特に有名ではない高校で使っていた単語帳(2000単語収納といったもの)と、たまたま持っていた工業英語の単語帳。

英語が得意だと思っていたが、どうやら違っていたことに気が付いた。ほとんど聞き取れなったし、読めなかった。理系に進んでよかったと、心から安心した。


しかしながら、悔しかったので、もう一度挑戦したいと思い、問題集を買った。15年前の当時はインターネットが普及していたものの、そこまで情報量も多くない。本屋でオススメされていた問題集を買い、勉強していた。

結果、スコアは半年の間、伸び悩んだ。

それはそのはずである。「TOEICにも使えます」といった問題集で、問題形式も問う内容も全然違っていたからである。受験英語の対策本とも、TOEICの対策本とも言えない微妙な問題集であった。当時は、こういった問題集が山ほど出回っていて、著者もTOEICの試験を受けたことがあるのか、疑問なくらいである。(自分は、この時代をTOEICの暗黒期と呼んでいる。)

そういった訳の分からない問題集を頑張りながらも、スコアは400点台で安定するようにはなっていた。



 

実施した対策

TOEICに特化していない受験対策兼TOEICでも使えるよ」といった問題集を使用した学習

特別な勉強方法をとったわけでもなく、ただ解いて、解説を読んだだけだった。リスニングも復習で一回聞いて終わりといったものであった。

できなかったところの単語と文法は、ノートにまとめたのを覚えている。リスニングについては、特にノートにまとめたりはしなかった。






スコアが上がった要因

「英語に触れる時間の増加 」

TOEICに特化していない問題集で、覚えるべき文法が違っていたとしても、英語を読む時間が増えたことがスコア上昇の要因であったと考えられる。

単語と文法は、極端に難しいものを覚えていたので、TOEICという観点ではほぼ無意味であっただろう。

時間をかけることで、スコアは多少上がることがわかった。
当然ではある。
野球が上手くなりたいのに、サッカーやほかのスポーツをして、基礎体力が上がったといったものだろう。もの凄い効率が悪い勉強方法であることに違いはない。


ここから、どのようにスコアアップしていくか、次の記事で紹介したいと思う。
400点から600点に急上昇する。