集中力を極限まで高める解き方(TOEIC・大学受験用)
リスニング満点を取ることができたときの解き方を紹介したいと思います。自分が勉強してきた努力を最大限発揮できる方法になります。
TOEIC問題を解く際に、漠然と解いていませんか?
リスニング中に、眠気に襲われるまでいかなくとも
「PART2で集中できず、聞き逃す」
「PART3,4でぼんやりして、1問落とす」
リーディングの問題でいえば
「PART5の途中で失速する」
「PART6までは順調だが、PART7の途中で失速する」
これらに気付くことができていればいいのだが、気付いていない人がいる。現に自分も気付いていなくて、タイマーを使ってみて、失速に気付いた。
高校・大学受験時の全盛期の感覚は、捨てよう。能力が低下している人が大半だ。
では、「どうすれば、集中力を維持させることができるのか」について、TOEICを例に挙げ、紹介する。
TOEICは、45分間のリスニングを行い、75分のリーディングを行う試験。
実は、2時間も続く長時間の試験というのは、試験大国の日本でも数少ない。
しかも、いい意味でも悪い意味でも、二種類の技能を測るため、疲れる。
上の解答用紙の問題数を見るだけでも、集中力が保ちにくい試験だということはわかる。
かなり有効な方法について
リスニングスコアが「450点から満点」となったときに以下の方法を取り入れた。
①問題を細かく区分けする
本記事のトップの図をみて欲しい。
問題のPARTをさらに区分けしている。(わかりやすいように色分けしてみた。)
TOEICを解くにあたり、薄い線でも引いて、区分けごとに分けて解くようにする。
心のなかで、自分に「お疲れ様!ここまで来た。あともう少しだな」といったように自分を励ます。
文字に起こすと少し奇妙だが、PART2においてもの凄い効果がある。
自分は特に、PART2とPART7は集中力が切れやすい。
同じようなことを繰り返すと、人間の効率は低下することがわかっているので、本番の試験を頑張る自分をこのようなフォローをするようにしている。
これを行ってから、取りこぼしが減った。
②細かい時間設定をする
集中力を高めるために、時間の制限を設ける。
①「細かく区分けする」で行った単位で行うことをオススメする。これを行うことで、極限まで集中力を高めることができる。
特にPART7。
(現在、PART5は7分で解ける。そのため、細かい時間設定をしていない。以前は、PART5も細かく時間設定していたので注意してほしい。)
具体的な時間設定を紹介するので、参考までに。
PART7は、
①青色の区分け(分量が少なく簡単な問題が多い)
14時02分~14時6分
②ピンクの区分け
14時6分~14時15分
③緑色の区分け(難しい問題が含まれる問題が多い)
14時13分~14時30分
ダブルパッセージ(176~185)以降は、一問一分かかるから14時30分を目途に解き始めると良い。
すぐに出来るようにはならないので、自分で決めた時間通りに進められるように、事前にトレーニングしてとこう。
以上が、「集中力を極限まで高める解き方(TOEIC・大学受験用)」になります。
「試験本番と同じ時間」の勉強を続け、自分を鍛え上げることもしましょう。しかしこの方法では限界が来ます。修行僧のように、強い精神力があればいいのですが、大半の人がそこまで強くないでしょう。集中力を鍛えるには時間がかかる上に、限界があるので、工夫を凝らし、集中力を高め、維持しましょう。
目標スコアまで到達するには、土日の努力も大切です。頑張っていきましょう。