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【新形式TOEICを知らない方へ】実はこっそりと変更になっている部分があった

TOEICの変更内容を知り、スコアを上げる

TOEICが新形式になって、どのような変更が行われたかご存じだろうか。実のところ、全ての変更内容を知っている方は少ない。変更内容を理解することで、当然スコアアップに必要な勉強内容も見えてくる。
本記事では、「整理した変更内容」をお伝えするとともに、スコアアップする情報もお伝えする。f:id:toeicer_samurai:20181013072854j:plain

TOEICの変更内容

TOEICは新形式という名目で、試験問題が変更になり、難易度が格段に高まった。 
リーディングでは
PART5の問題数が減った
PART6の問題数が増えた。
・長文問題にトリプルパッケージという問題が増えた。

等の大幅な変更な変更は、ニュースで取り上げられるなど、大いに盛り上がった。

リスニングにおいても
・問題数の変更
・図や表を使う問題が追加(PART3
・ナレーターの多国籍化

等、慣れない受験者が確実に迷う変更が行われた。

実は変更されていること

主に問題数の変更に注目がいく中、実は難易度が変更されている部分がある。ネイティブクラスには問題がないので気が付かないだろう。
しかし、英語にそれほど精通していない受験者にとっては、かなり苦しむ変更である。

「PART2のナレーターの声が、聞き取りづらくないですか?」

勉強会をする中で、ある方がぼやいていた。新形式前からTOEICを受験している人は、気付いているかもしれない。

PART2では、一人のナレーターから質問文が読み上げられるが、その話始めがとても聞き取りにくくなっているのである。


通常の発音されない部分のことではない。話始めの疑問詞がほとんど聞こえないような問題が存在している。

聞き取りにくいというか、意図的に聞こえぬように調整していると思われる。疑問詞を聞き取ることができなくては、選択肢によっては著しく正解率が下がる。
以前は人気があった攻略法「疑問詞を集中して聞く」といった「疑問詞だけ聞けばいい」といった攻略法を潰す対策をしていると推測できる。

TOEIC作成側が対策をしたか、していないかの事実は不明なものの、こういった問題が出題される以上、対策をしなくては点数を落とす可能性がある。 

具体的な対策について、紹介する。

対策の重要ポイント

対策のポイントとしては、TOEIC制作側の提唱する「実践的な英語力を習得する」ことにある。具体的な対策をいくつか紹介する。参考になるだろう。詳細については、別途PART2に特化した勉強資料でまとめる。(現在作成中である)

対策①「選択肢から疑問詞を特定する」

 

会話の際、はっきりと言葉が聞こえなかった場合、人は文脈から推測している。
人は会話をする際、全ての日本語を聞き取っているかというと、実はそうではない。会話の流れ、その場の雰囲気から音を推測している。

「疑問詞に対する答えが一つしかない」問題に有効な対策だ。

Q「(  )  is the meeting taking place?」
ミーティングは、どこで行われていますか?

a「二時間かかります」
b「3階の会議室です。」
c「佐藤と鈴木が参加しています。」

といった問題の場合、 (  )の疑問詞以降を聞き取るだけで正解を選ぶことができる。会議が行われている話だと推測できるので、aとcは明らかに不自然な選択肢と判断できる。こうして、正解を選ぶことができるのである。

対策②「スピーカーを使用したトレーニング」

英語を勉強する人の多くは、イヤホンを使用している。正しい発音を身に付けたいという理由から、高性能のヘッドフォンを使っている人もいた。

一度「スピーカー」を使用して、トレーニングしてみて欲しい。

以前の記事(初受験の方の勉強法STEP2)で紹介したが、
試験本番は、「広い会場かつラジカセでリスニング」ということが未だに行われている事実を知っておいて欲しい。風邪や花粉症の季節は、かなり聞き取りにくい。

 
スピーカーを使ったトレーニングは、外乱に強くなる。
(スピーカーを二つ用意して、片方から不快音を流し、もう一方からTOEIC音源を流すというトレーニングを実践してみた。これは実践的で、最も効果のあるトレーニングだと思う。)

スピーカーを使ったトレーニングは、TOEICだけではなく、高校受験、大学受験においても、絶対に行うべきこととして伝えている。静かな環境で試験できることというのは、ほとんどないことを知っておいて欲しい。

スピーカーを持っていないという人は、安いので買っておいた方がいいだろう。オススメとしては、bluetooth対応機器
その中でも、下記のスピーカーは安いことに加え、音割れなく大きな音が出せる。コストパフォーマンスがとても良い。インテリアとしても良い。

 



オススメ① Anker soundcore miniコンパクト
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充電時間:約2時間
プレイ時間:約15時間

使ってみたが、とても使いやすいので、気に入っている。
サイズはコンパクトだが、大きい音も、音割れせずに出すことができる。
机の上に置いても、邪魔にならず、インテリアとしても協調できる。
音の大きさだが、12畳の部屋ぐらいであれば、全く問題なし。
Amazonの口コミも、とても良い。

Amazonホームページで口コミを見てみる。
https://amzn.to/2OlTC88


 


オススメ② ミニBluetoothスピーカー
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充電時間:約1.5時間
プレイ時間:約6時間

勉強会で使う機会があったが、使いやすかったので、オススメしたい。
自宅で、使用する分には音に関して、全く問題がない。また、デザインとライトが良いので、インテリアとしての評判が高い。友人の異動のプレゼントに送ったところ、とても喜んでもらえた。自分も欲しいと考えている。

口コミについても、お洒落なスピーカーという声が多く、気に入っている人が多い。悪いコメントがあるが、本当かな?と疑うものである。

Amazonホームページで口コミを見てみる。
https://amzn.to/2QHLtaU


以上、「TOEICが新形式となって、実は変更されていた部分」についての記事となります。
TOEICは新形式となりましたが、リーディング495とリスニング495の配点は変更なし。今回難化したとお伝えしたPART2は、リスニングの中で大きな割合を持つので、スコアに影響します。きちんとした対策をして、試験に備えましょう。

新形式になったことで、まだ他にも変更になっている部分があります。今後、対策とともに紹介していきたいと思います。

共に、目標点数到達まで、頑張っていきましょう。